CYMOTIVE Technologies
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企業及びプロダクト概要
企業概要
当社は2016年、イスラエル総保安庁前幹部らが、そのスキルを産業界のデジタルトランスフォーメーションに適用することを企図して設立された。
当社の「力」は、世界有数の自動車メーカーの現場で実証済み。各種車両のライフサイクル全体を対象とする自動化ソリューションを提供する。
日本企業に提示したいプロダクトのユースケース
当社の車両向け脆弱性管理ソリューションは、ソフトウェアおよびハードウェアの脆弱性を電子部品ユニット(ECU)別にマッピングすることで、潜在的な影響の程度に応じてリスクの優先順位付けを行い、自動車メーカーおよびティア1サプライヤにリスク最小化のための最善策を推奨する。すなわち、OEMまたはティア1サプライヤに対して、正確なリスク分析を可能とする完璧なセキュリティ体制に対する知見を提供する。脆弱性管理は、国連規則R155および中国GB/T規格に従って認証を取得する際の必須要件である。また、ティア1サプライヤからOEMに対して、脆弱性管理の準拠に関する証拠を提示することも可能となる。
3つのPRポイント
ポイント①国連R155、156規制の車両型式認証のためのサイバーセキュリティ準拠のため、Ford Trucksが当社技術を選定
国連R155、156規制のサイバーセキュリティ準拠認証および継続的な規制準拠のため、トルコの大手自動車メーカーであるFord Otosan(Ford Otomotiv Sanayi A.Ş)が当社技術を選定
ポイント②ESCAR USAで車両サイバーの新たな脆弱性を提示
一般的なCAN-FD車両通信プロトコルの新たな脆弱性を発見
ポイント③包括的な脆弱性管理ソリューションを提供
車載ソフトウェアおよびハードウェアコンポーネントの脆弱性に起因するリスクを最小限に抑制することで、規制遵守の確保と車両の安全性およびセキュリティの向上を企図する、自動化脆弱性管理ソリューションの商用販売を開始。
マッチングニーズ
■日本でのビジネスにおける展望
事務所開設の可能性を模索、日本企業との技術協力(研究開発)、日本企業との生産/ライセンス協力、各種企業との販売協力
■日本国内、海外でのビジネスの現状と基本戦略
当社は、現在および将来のスマートモビリティをサイバー脅威から守る専門性と経験を有している。
ライフサイクルのあらゆる段階で車両のエコシステム全体を対象とする総合的なセキュリティソリューションのための最先端イノベーションを、OEMおよびティア1サプライヤーに提供する。
世界で100万台を超える車両の組み込みシステム、クラウドシステム、接続システム等、様々なサイバーセキュリティSWソリューションの実績豊富。
問題解決に向けたアプローチとして当社は、サイバーセキュリティ研究者とサイバーセキュリティアーキテクトによる攻めのセキュリティおよび分析的思考、サイバーセキュリティシステムエンジニアとソフトウェアエンジニアのためのアルゴリズム的思考とセキュリティ対策の開発を組み合わせている。
各拠点で200名超の従業員(主にセキュリティの専門家)を有している。
当社の知識とスキルを日本のスマートモビリティ市場に共有することを目指し、以下の専門性を提供する。
1. サービス:自動車のサイバーセキュリティを確保するための包括的なアプローチおよびエンドツーエンドのソリューションとして車両開発ライフサイクルに統合
2. 製品:サイバー攻撃を検出して軽減するための車載、カーコネクティビティ、クラウドソリューション
3. 協力:スマートモビリティ輸送におけるサイバーセキュリティソリューション
■日本企業とのビジネス実績
募集中
■マッチングしたい企業像
サイバーセキュリティの重要性を理解し、サイバー分野において革新的で経験豊富なパートナーと仕事をする意思のあるスマートモビリティ企業を希望する。
選定委員の評価コメント
・車両用電子部品及びソフトウェアの脆弱性を摘出・解析する技術。まだアーリーではあるが、日本が特に弱い分野として、有望。イスラエル保安庁元リーダが開発した技術として性能、信頼性には期待感がある。
企業情報
設立年:2016年
従業員数:220人
所在地:テルアビブ、イスラエル
創業者名:Tsafrir Kats