Everimpact
WEBサイト
動画
https://www.loom.com/share/5db91debed924f388d0be8fa53744931
企業及びプロダクト概要
企業概要
温室効果ガス排出量の測定、削減、オフセットを可能とするソフトウェアプラットフォームを開発。当社が設置したセンサ網により、衛星画像とビッグデータの独自の統合を実現。これにより、世界初となる収益化可能なリアルタイムの高精度排出量データを、都市、海運事業者、その他温室効果ガスを排出する企業各社に提供する。
日本企業に提示したいプロダクトのユースケース
対象事業部門:
都市、インフラ(高速道路、港湾、建設、林業等)
海運業
CO2排出量の多い産業(石油、ガス等)
用途1:炭素排出量の監視
当社 IoT ソフトウェアは、衛星、地上センサ、AIデータを組み合わせて都市や企業の炭素排出量(CO2、CH4)を測定し、排出削減努力を支援する。炭素排出量をダッシュボード上に表示し、ネットゼロ目標に向けた進捗を追跡する。
用途2:炭素排出の削減による収益創出
炭素排出の削減を認証し、国際炭素市場で収益化を図る。都市であれば100 万~500 万ユーロ/年、海運事業者であれば、100万ユーロ/年/25隻。
3つのPRポイント
ポイント①200を超える都市との連携、アジア開発銀行および欧州委員会による支援
IoT と衛星データを組み合わせることで、各都市のネットゼロ目標の達成を支援。炭素排出の削減を収益に変換することのできる唯一の企業。アジア開発銀行およびEU委員会より支援を受けている。
ポイント②市場初のオンデッキセンサをベースとした海洋炭素排出量測定ソリューション
主要海運企業10社が主催する2020年脱炭素海運チャレンジで優勝。船舶上でCO2、CH4排出量を直接測定できる、市場唯一のソリューション。三菱所有船舶にセンサを初搭載。海運部門の大手6社の支援を受けている。
ポイント③2021年シェルニューエナジーチャレンジ優勝
2021年、炭素排出量削減に向けた課題に取り組む最も有望な企業として、300 社の中からSHELLにより選定された。
マッチングニーズ
■日本でのビジネスにおける展望
各種企業との販売協力
■日本国内、海外でのビジネスの現状と基本戦略
—三菱、三井等の日本企業が当社株主、パイロット輸送プロジェクトのパートナーである。
—日本の林業の炭素排出・隔離を監視する初の契約を日立と締結
―船上排出量センサを三菱保有船舶に初搭載
—フランスのディジョンにおいて、排出測定センサ75点を6ヶ月間稼働
—バーミンガムのBritish Telecom と提携してシステムのインストールを推進中
■日本企業とのビジネス実績
日本企業との取引成功事例により、日本市場に高い潜在性があることを確信している。
■マッチングしたい企業像
衛星と地上センサ両方をベースとする炭素排出量測定技術を適用することができるパートナー開拓に関心を持つ日本企業。当社はすでに日立と提携して、国内の森林の炭素排出・隔離の測定ソリューションを展開している。
選定委員の評価コメント
・地域、都市単位レベル炭素排量モニタリングであり、一見すると国・自治体の行政への利用が想起されるが、今後のSDGsでは影響、評価を担うニーズも顕在化しつつあり、事業として取り組むことも期待できる。
企業情報
設立年:2015年
従業員数:11人
所在地:パリ、フランス
創業者名:Mathieu Carlier