SCI INNOVATECH.CO.,LTD.
WEBサイト
企業及びプロダクト概要
企業概要
SCI INNOVATECH CO., LTD.はスタートアップテクノロジー企業である。当社の使命は、世界市場向けにタイで研究開発された革新的な製品を商品化することである。当社たちは、タイ国内の主要な企業や組織と高い技術や先進的な製品を開発するための強力な協力関係を築いており、世界中のお客様に価値ある科学的試験サービスを提供することもサポートしている。社会的支援や環境マネジメントを考慮し、持続可能な開発のための グローバル目標にも取り組んでいる。
製品・サービスの紹介
特に残留農薬における食品の安全性と品質管理は、常に世界的な大きな課題であり、ここ数十年で注目を集めている。2018 年の食品中の残留農薬に関する欧州連合の報告書によると、消費者保護のレベルを高めるために、欧州の管理システムの効率を高める傾向があることは明らである (例、トレーサビリティの最適化)。こうしたことは、食品・農産物市場、特に食品の輸出入を行う業者に影響を及ぼしている。
食品・農産物中の微量汚染物質の分析に用いられてきた従来の技術は、時間がかかる手順、複雑な試料の前処理、十分に訓練された検査員の手法が必要であり、高価な機器に依存しているのが現状である。このように、技術に基づいた試験を用いることで、オペレーターが最も正確かつ迅速な結果を、より低価格で実現することを支援している。表面増強ラマン散乱基板(SERS)(ONSPECチップ)には、微量汚染物質を検出するラマン分光法が搭載されている。お客様が求める検出結果が得られるだけでなく、非常に短時間で検査ができるという別のメリットもあるさらに、SERSスクリーニング技術は、現場での検出にも活用される予定だ。分光による検出、AIによるデータ解析、スマートフォンアプリでのリアルタイム結果からなるシステム「ONSPECプラットフォーム」を開発し、お客様に提供している。
日本企業に提示したいプロダクトのユースケース
ONSPEC SERS チップ製品が、2020年8月28日にタイのイノベーション リストに承認された。これにより、技術の品質が保証され、利益相反なしで政府部門で販売できるようになっている。これまで、ONSPEC SERS チップは、さまざまな分野の政府および民間部門のターゲット顧客に販売されてきた。
政府部門では、マヒドン大学理学部微生物学科の准教授に販売されている。准教授は、がん細胞治療を研究するためのツールとしてONSPEC SERSチップを使用した。ラジャマンガラ工科大学タニヤブリ校の獣医学科では、ONSPEC SERSチップを使用して、動物農場における抗生物質などの化学物質の汚染を検査している。
さらに、コーティング業界の民間企業(Eden Agritech Co,Ltd)は、製造工程の品質管理にONSPEC SERS Chipsを使用した。さらに、食品・農業分野では、ONSPEC SERSチップを使用して、野菜の化学物質や農薬の汚染を検出した(Nobitter Co.,Ltd)。国際市場の場合、科学機器メーカー(米国B&W Tek社)が主な潜在顧客となる。
2つのPRポイント
ポイント①分光とAI技術による食の安全
SCI INNOVATECHは、タイ国立科学技術開発庁(NSTDA)と連携している化学系スタートアップ企業である。同社の使命は、研究機関で開発された技術を事業化し、環境問題の解決に貢献することだ。SCI INNOVATECHは、ラマン分光の原理を利用して、農産物に含まれる農薬や抗生物質などの残留化学物質を検出し、養殖場や排水から化学物質をモニタリングするサービスを開発・提供しています。
ポイント②農産物中の残留化学物質の迅速なスクリーニング試験のためのソリューション
食品・農産物中の微量汚染物質の分析に用いられてきた従来の技術は、時間がかかる手順、複雑な試料の前処理、十分に訓練された検査員の手法が必要であり、高価な機器に依存しているのが現状である。このように、技術に基づいた試験を用いることで、オペレーターが最も正確かつ迅速な結果を、より低価格で実現することを支援している。表面増強ラマン散乱基板(SERS)(ONSPECチップ)には、微量汚染物質を検出するラマン分光法が搭載されている。お客様が求める検出結果が得られるだけでなく、非常に短時間で検査ができるという別のメリットもあるさらに、SERSスクリーニング技術は、現場での検出にも活用される予定だ。分光による検出、AIによるデータ解析、スマートフォンアプリでのリアルタイム結果からなるシステム「ONSPECプラットフォーム」を開発し、お客様に提供している。
マッチングニーズ
■日本でのビジネスにおける展望
日本企業との技術協力(R&D)、企業との販売協力、事務所設立の可能性を探る。
■日本国内、海外でのビジネスの現状と基本戦略
日本・海外とのコネクションをさらに構築し、日本・海外製品のタイ市場への投入を図る。
■日本企業とのビジネス実績
日本企業と取引した経験はない。
■マッチングしたい企業像
日本のビジネスパートナーは、科学的な研究開発、ディープテックに関心があり、ディープテック製品を市場に出すためのビジネス戦略に長けている必要がある。
企業情報
設立年:
従業員数:
所在地:タイ
創業者名: