UMAMI MEATS

WEBサイト

https://umamimeats.com/

企業及びプロダクト概要

企業概要

当社は、気候変動、乱獲、消費者需要の増加により、今後数年間に供給不足が予測される種に焦点を当てて、培養水産物を開発している。
問題点:世界の水産物需要は、海洋の容量を超える速度で増加しており、現在、世界の漁業の90%以上が適正な漁獲量を超過または上限となっている。また現在の水産養殖技術は大きな環境問題を引き起こしている。養殖水産物の問題点には解決策が提示されているが、培地コスト、ウシ胎児血清(FBS)の必要性等による高コストに直面している。
解決策:消費者需要の増加を受けて当社は、絶滅危惧種3種(国際自然保護連合(IUCN)リスト)に焦点を当てて、手頃な価格で栄養価が高く、美味しい培養水産食品を開発している。低コスト、血清不要の培地から最適化された細胞株、革新的なバイオプロセスに至る、斬新で低コストのインプット等、培養水産食品生産のプラットフォームを構築している。

日本企業に提示したいプロダクトのユースケース

競争上の優位性:細胞培養培地の低コスト血清代替品、成長の速い細胞株、生産コスト削減能力。今後さらに、コストを抑制しつつ規模拡大が可能な斬新なバイオプロセス技術からさらなる利点を生み出していく意向である。
牽引力:ウナギ、フエダイ、ハタから幹細胞株を樹立し、これらの細胞を筋肉と脂肪に変えることができることを実証した。また、低コストの植物由来の血清代替品(FBSの100分の1の価格)を開発し、培地で魚の細胞株5つの増殖を確認した。また、当社技術を使用した培養水産食品の生産に関して、水産食品会社2社と、使用権またはその他共同契約に関する商談を開始したところである。

2つのPRポイント

ポイント①世界初の3Dプリントうなぎ(バイオプリントうなぎ)

当社は、培養魚に3Dバイオプリンターを使用して、3Dプリントによる魚肉の組織様構造プロトタイプの共同開発協力を模索している。

魚肉用3Dマシンを使用して、テクスチャード加工された組織様構造プロトタイプをバイオプリントするというこの画期的な技術は、培養魚市場の有望かつ革新的ソリューションとなる。

培養水産品および養殖技術は、魚肉生産の改善、魚肉サプライチェーンの簡素化、舌の肥えた消費者に様々な新製品を提供する大きな可能性を秘めている。
当社は、最終製品の生産技術を開発し、その技術の使用権を食肉および代替タンパク質サプライチェーンの顧客に供与することを希望している。
ポイント②世界初の培養魚つみれのラクサ(シンガポール料理)

当社は、絶滅危惧種の魚の持続可能な代替品を開発している培養水産品のスタートアップ企業であり、2022年8月30日にシンガポールで開催された非公開イベントで、世界初の培養魚つみれのラクサを発表した。

培養魚つみれとは、当社が生産した培養魚に植物性タンパク質を補足して口当たりを向上させ、魚肉を伝統的な魚つみれの構造に結合したものである。

マッチングニーズ

■日本でのビジネスにおける展望
日本企業との生産・ライセンス協力、各種企業との販売協力、日本企業との技術協力(研究開発)

■日本国内、海外でのビジネスの現状と基本戦略

始めたところ。日本への渡航不可のため進展無し。

■日本企業とのビジネス実績
大きな実績あり

■マッチングニーズ
信頼できる、 関心がある、購入を希望する企業

企業情報

設立年​:2020年​
従業員数​:12人​
所在地​:シンガポール​
創業者名​:MIHIR PERSHAD